2回目のしらほサンゴ調査

今日は、2回目のサンゴ調査です。

前回の後、かなり自分なりに勉強して、復習をしてきました。

2箇所を調査することに!

いざ海に潜ると・・・・・・前回よりのサンゴの量が多く%を出すのにものすごく時間がかかり

集中力も必要で、あがってきてからぐったり・・・・。

調査内容は、前回と変わらないので、違う話をしましょうね。

調査場所から、石垣空港の建設現場がよく見えるのですが、衝撃的なものをみてしまいました。

なんと!山を削っているのです!以前静岡空港で3本の木が問題になりましたよね。

石垣空港では山が空路の妨げになるので、削るんだそうです。

茶色にはげている場所を削っている途中の画像です。将来はこの山の3分の1はなくなります。

すごいことを人間は考えますね。不動の山の形を変えることができるんですよ。

恐ろしい現実です。

多かれ少なかれ、この赤土は海に流れ込み、サンゴは赤土に埋もれ死んでいくでしょうね。

このきれいな海は、空港ができたころにはどうなってしまうのでしょうか?この調査を手伝いながら不安になりました。

ただでさえ、サンゴが減少傾向なのにこのまま、なにも防ぐことができないのですか?

われわれ人間は、自然と共存していけるのでしょうか?

難しくなってきました。石垣島はどんどん開発されて便利になり観光客も増え島民のくらしは豊かになってきましたが、その分失うものは計り知れません。

 

最後の調査が11月14日にあるので、また行ってきます。

この11月は考えさせられる月になりそうです。

とうとう11月

みなさんとうとう11月になりましたね。

季節の変わり目のなので、インフルエンザなどにご注意してください。

最近撮影した虹です。

大雨が降った後に、日差しが差し込んでできた虹です。

画像より、見た目ははっきりしてました。

しらほのサンゴ調査

11月になり、ゲストの数は激減。

しかたがないですね。オフシーズンになりましたから。

そこで、サンゴ調査のボランティの話がありいってきました。

まずは、どのようにして調査をするか講義をしていただきました。

調査方法は、1m四方のコドラートという枡を使い、その枠にどれだけのサンゴがあるかを調べるものです。

ようするにサンゴの被度調査です。でもそんな簡単ではないのです。サンゴを16に分類わけをして、そのサンゴの見分けをしさらに何%の割合で生きているものがあるかをチェックしていくのです。

何と50mの距離を1m単位で、50箇所をシートに記入しなければならないのです。

 

サンゴの分類

枝状サンゴ(1)

ニオウミドリイシ・ミドリイシ枝短・ミドリイシ枝長・コモンサンゴ枝状・ユビエダサンゴ・

枝状サンゴ(2)

ハナヤサイサンゴ属・トゲサンゴ属・ショウガサンゴ

塊状のサンゴ

ハマサンゴ塊状・ハマサンゴ複合

被覆状サンゴ

コモンサンゴ被覆

葉状のサンゴ

コモンサンゴ葉状・シコロサンゴ葉状

特徴のあるサンゴ

アオサンゴ・クサビライシ・ソフトコーラル

その他のサンゴ

エダアナサンゴモドキ・キクメイシ・アザミサンゴ・シコロキクメイシ・ハナガタサンゴ・シワシコロサンゴ・キッカサンゴ・スリバチサンゴ

以上の分類をしながら50Mを潜って調査しました。

こんなにサンゴだけを集中してみたのは、はじめてです。すごく新鮮な気持ちになれました。

次は11月9日にもう一度行きます。